ママの不安

出産後、未熟児だったので、すぐには退院できず、二十日間ほど、赤ちゃんだけ入院という形になりました。入院といっても、検査のためだったり、あとは正規の体重になるまで赤ちゃんの部屋で預かってもらうという感じでの入院でした。私の場合、一つ年上の実の兄が脳性麻痺で障害児だったため、遺伝はないと聞かされていても、正直大きな不安がありました。人生で始めての出産である事もあり心配で不安になるのは今思えば当たり前で、親族に障害の方がいなかったとしても不安はあるものだったでしょう。出産後も本当に心配で、よく、小児科の先生に納得がいくまで質問したりしていました。しかし結局先生にもわからないという事でした。確かに、原因がわかるようなら、予防もケアーも出来、障害児の数は、減っていくでしょう。先生が「今の段階では、正直わからないです。これから、先、障害があらわれないとも、あらわれるともなんともいえません。でもそれは、親族に障害の方が全くおられない家系のお子さんも同じ事です。」と言われ、納得できました。専門家でもわからない事をあれこれ詮索して、今、不安がるのはやめようそう思いました。解らない事を解ったように発言する事は、無責任な行為にさえ思えます。先生のあの時の言葉は、忘れられません。小児科の先生の責任ある言葉に、本当に救われました。 横浜の産科(神奈川)